前回の記事では、メタトレーダーのバックテストを行う上で知っておくべき項目について、
みてきました。


今回は、早速バックテストを行いたいと思います。
バックテストを行う項目については、下記のように設定してみたいと思います。


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※今回は、メタトレーダー勉強会で使用した EA「GoldAndDead」を使用しています。
 そのため、この記事を参考にバックテストを行う場合には、
 最初からメタトレーダーに入っている EA「Moving Average」(移動平均のEA)など、
 他のEAを使って試して下さい。
 そうすれば、同じようにバックテストを行うことが出来ると思います。


設定する項目と値については、上記の画像のように設定して下さい。


設定項目の値の解説については、下記に記載します。



●Expert Advisor
 「GoldAndDead」

  ※メタトレーダーの勉強会に参加していない人は、「Moving Average」などを使用して下さい。

●通貨ペア
 「USDJPY, US Dollar vs Japanese Yen」ドル円


 大方の人に馴染みがあり、スプレッドも許容出来る範囲にあることが多いため、
 ドル円を指定しています。
 
 
 少しこぼれ話になりますが、スキャルピングのEAなどはスプレッドが狭くないと
 機能しないものもあります。
 
 
 そのため、使われる会社の通貨ペアのスプレッドをチェックしてからEAのバックテストを
 行うようにすると良いと思われます。
 
 
 バックテストを行う会社によっても、全く違う結果になりますので。


●モデル
 Open prices only

 とりあえず、大まかなテストを行って見ます。


●日付と時間を使用
 今回は、期間を限定せずにテストを行いたいため、チェックを入れません。


●Visual mode
 チェックを入れずにテストを行い、時間の短縮を図ります。


●期間
 Daily

 日足のデータを使って、検証を行います。
 
 
 ちなみに、5分足などで長い期間を検証すると、バックテストが完了するまで、
 少し時間がかかりますので、
 
 
 会社に行く前にセットして、帰ってきてから結果をチェックするというのも、
 楽しみがあっていいかもしれません。


●Optimaization
 今回は、最適化を行わないので、チェックを入れません。


上記の項目を設定したら、後はスタートボタンを押して見てください。


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※ここまでの操作、設定をしてバックテストが上手く出来なかった人は、
 一旦、メタトレーダーをアンインストールしてから、再度、インストールしてみて下さい。
 
 何が原因かははっきりとは分かりませんが、再インストールすることで、
 正常にテスト出来ることもあります。





さて、それでは、結果を見ていきましょう♪





1.タブ

スタートボタンを押してバックテストが完了すると、今までセッティングしかなかったタブに、
"結果" "Graph" "レポート" タブが追加されます。

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2.結果タブ


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まずは結果から見ていきたいと思います。
結果タブを一番下まで見てみると、バックテストの検証結果で、資産がどのようになったのか分かります。


今回の検証では、


10000ドル が、 13378.30ドルまで増やせたということになります。


3400ドル → だいたい 1ドル 90円として、 約30万円の利益となります。



3.Graphタブ
バックテストの結果を2次元の損益グラフで見ることが出来ます。

今回のバックテストでは、こんな感じでした。


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損益グラフを見るときは、大きなドローダウンなどもなく滑らかな右肩上がりの形をしていると、実際に運用の候補になると思います。

※ドローダウンとは、システムを運用しているときのマイナスの値です。
 この値が小さい方が、実運用し易いと思います。


逆に、今回のグラフを見てみると、途中で低迷している期間が長いため、
最適化などを行い、もう少しシステムの改善を行う必要がありそうです。



4.レポートタブ
ここでは、システムを数値面から把握することが出来ます。
今回は、大切な部分だけざっと見てみたいと思います。



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・Profitfactoer : 利益額と損益額の率(PF)

  → 1以上かどうかをまずは見てください。


・Total trades : 総トレード回数

  → あまりにもトレード回数が少ないばあいには、信頼性が低いシステムと考えられるので、
    ある程度のトレード回数があることを確認して下さい。


・Maximal drawdown : 最大ドローダウン

  → あまりにも大きいようであれば、運用が難しいと言えます。


・Maximum consecutive ooss(count) : 最大連続損失回数

  → 最大で何連続負けるか?この値をみておくことで、実際に運用したときの目安になります。
    2連敗、3連敗して慌ててシステムの運用を中止するようなことは、この値を見ておくことで、
    回避出来るかと思います。







※実際に運用したいシステムの場合には、さらに細かい項目までみる必要があります。
 さらに詳しく知りたい方は、メタトレーダーの運用についてまでカバーした内容
 勉強されることをお薦めします。





5.考察
今回は1万ドルで、3千ドルの利益を得られるという結果になりました。


さらに利益率を高く出来ないだろうか?


もちろん、取引する際のロット数を増やすことで、利益を大きくすることもできますが、
ロット数を増やすと、その分リスクも増えるため、さらに詳細にバックテストを行う必要があります。



実は、ロット数を増やす以外にも利益を増やす可能性があります。


それは、今回バックテストを行った「GoldAndDead」ですが、
これの売買サインを微調整することです。



一般的には、"最適化" と呼ばれるものです。



メタトレーダーには標準で、"最適化"の検証機能がついています。
この機能、メタトレーダーでは、 "Optimization" と言います。



覚えている方もいるかもしれませんが、テスター画面にあったものです。


この機能を使って、同じEAでも、さらに収益性の高い設定などを探していくことが可能となります。
次回は、メタトレーダーを使って最適化の方法を見てみたいと思います。


ちなみに、メタトレーダーの勉強会に参加された方にとっては、
メタトレーダーの最適化は復習にあたりますので、是非、自分のものにして下さい。